レーザー溶接~SUS303部品補修~
材質が、SUS303のレーザー溶接を行っています。
部品加工の切削ミス補修のためにレーザー溶接で肉盛する依頼をいただきました。

レーザー溶接前
添付写真は、レーザー溶接前の画像です。
顕微鏡を覗いた10倍拡大画像となります。
幅×長さ×深さ、2mm×5mm×0.1mmほどの凹んだ部分を埋めるような内容でした。
お分かりになりますでしょうか?
レーザー溶接が必要な部分から、下の方が薄い形状となっているので考慮する必要があります。
さらに、SUS303の材質はレーザー溶接する時にSUSの種類とは違う特性があるのでそこにも集中する必要があります。
SUS303の性質、性格?には、少し”溶けるのを嫌がる”気質があると感じています。
完全に擬人化した表現にはなりますが、そのような点を考慮して溶接パラメータを選定するのに時間を充分に取り、手厚く扱います。

レーザー溶接後
次の添付写真がレーザー溶接後となります。
溶接パラメータを少しづつ調整しながら、肉盛を終えています。
その都度、溶接による熱影響で変形や歪みが発生しないように、母材の温度を指先で感じつつ行い無事に納品しております。
今日の若き溶接職人
花粉症の70%は、スギ花粉症だと考えられているそうです。
私も例外ではなく、該当しており”舌下免疫療法”を行いはじめて4ヶ月ほどが経ちました。
そして、「効果が出てくるのではないか」という今年のスギ花粉の時期が来ました。
結果は、”まずまず”です。
以前と比べると朝の寝起きの爽快感はあり、くしゃみと鼻つまりも減っいると感じています。
この辺りまでは前回のブログでも書いています。
一月に一度の診療を受ける時に、現状を先生にお話しました。
「そのように感じる方が多いですよ。私は6、7年続けていますが同じように感じています。」
とおっしゃっていました。
なるほど。
舌下免疫療法の結果は、出ていると言うことのようです。
ひとまず3年続けることが一括りの治療法となります。
あと、2年8ヶ月続けることを目標としています。