レーザー溶接機のフットスイッチ操作に注目!

こんにちは。

いきなりですが、レーザー溶接機ってどんな機械?

その疑問を、一つ一つ紐解く試みのはじめます!

 

機械の特性をより深く理解すれば、より生産性UPに繋がりますよね。

また、新たな仕事内容へ、新規顧客開拓へと進むこともあり得ます。

何より、お客様にバンバン喜んでいただき満足度UPへと繋がれば幸いです。

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レーザー溶接のフットスイッチ

まずは、フットスイッチの操作に注目。

その操作方法で、レーザー溶接の作業時間の短縮や溶接仕上がりを大きく左右します。

とにかく、レーザー溶接作業中にカチカチカチカチよく動かして使用しています。

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レーザー溶接システムALM
取扱説明書

操作方法など、その細かな説明は「取扱説明書」に明記してあります。

引用すると・・・マルチファンクションフートスイッチのスイッチボタンを使用し、電圧、パルス継続時間、パルス周波数、光線径等のパルスパラメーターを設定できます。

レーザー照射スイッチを入れると、5種類の操作ができることになります。

 

どのスイッチボタンが、どの種類の操作スイッチか?!

最初は、その説明のシールが貼ってあったのですが、擦れて消えました。

無くても問題なし!今では、足元を見ずに分かるようになっています。

 

このフットスイッチは、2006年に導入したレーザー溶接機AL200からほぼ変わずALM250、ALM300と3台ともに使用し続けているから慣れますので、当然なことかもしれませんね。

 

1件のレーザー溶接案件で、何回このフットスイッチのスイッチボタンを切り替えるのか?

 

今日の案件で、検証してみましょう。

金型補修でレーザー溶接機ALM300を活用、入れ子の抜け止めのために穴を埋めるような肉盛で3ヶ所1個というものでした。

①溶接条件(パラメーター)を設定して、レーザー照射。

②より強い溶け込みが必要いと感じて、光線径を下げる。

③金型の角度を変化させつつ、穴の奥から満遍なく照射。

④溶接ワイヤーを使用し、埋めるようにレーザー肉盛開始するため、再び照射。

⑤程よく溶け込み、穴を大方埋まってきたので弱めるように光線径を上げる。

⑥仕上げレーザー肉盛するのため、照射。

切り替える回数は、6回×3ヶ所=18回となりました。

照射に関しては、1つの工程でスイッチのオンオフを30~50回は繰り返しています。平均をとってみると、40回×4工程=160回

合計のフットスイッチを踏んだ回数は、178回となりました。

 

たまに、足の脛辺りに違和感を覚えることがあるのも納得できます。

このフットスイッチは基本は右足で操作、左足は昇降台車、右手は溶接ワイヤー、左手はジョイスティックの操作するので、レーザー溶接機は両手両足を駆使して操作しています。

 

長々と、ここまで読んでいただきありがとうございます。

次は、ジョイスティック良いかもしれませんね。

今日の若き溶接職人

メンタルトレーニングを受けていて、脳が喜んでいます。

去年も同じ時期に、同じ講師から受けているのだと日記を見て気付きました。

続けて受けているので、トレーニングできてはいます。その成果は・・・自分では良く分かりません。

 

それでも面白いのです!

本当に、仕事に教育にスポーツを通してメンタルを学んでいて新しい気付きの連続で楽しいですね。

もっと、学ばないと・・・焦る気持ちを抑えて深呼吸しています~

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