インサート成形部品をレーザー肉盛補修
インサート成形の金型の部品をレーザー肉盛補修しました。インサート成形とは、金属を挟み込んでプラスチック部品を成形する成形方法のことです。
金型に、あらかじめ挟み込む金属部品がゆる過ぎる不具合を補修するために、レーザー肉盛溶接しています。その肉盛高さは0.1mmの仕上がりを目指します。

インサート成形の金型のレーザー肉盛前
レーザー溶接前の画像です。お見せすることはできませんが、左の金属部品をはめ込んでみるとゆるゆる、すかすかしています。
お客様との話し合いでは、その隙間は、おそらく0.05mmくらいではないかということでした。
その”ゆるゆるの感覚”は指先で私も感じましたが、この感覚が大切ですね。測定も大切でしょうが金型は量産品はなく、単品ものが基本です。一つ一つが違うのでその対応スピードが鍵となります。
そこで、その”ゆるゆる感覚”を感じ、スピーディーにどのようにレーザー肉盛するのかの判断をします。

インサート成形の金型のレーザー肉盛後
いくつかの部品がありましたので、レーザー肉量を調整していきました。
後日、なんとか上手くいったという報告を得たのでホッとしました。
正直、成形のことは素人でインサート成形は特に珍しい類いの金型補修となりました。それでも、補修する内容を把握して、判断し、レーザー溶接することは一緒です。今回はニーズに応えることができ、また一歩進めました。
今日の若き溶接職人

朝焼けの中、サッカー朝練
朝焼けの綺麗な空の下、公園で親子で?!サッカーの練習に励んでいます。
小3の息子の練習と言いつつ、自分も負けると悔しさを爆発させるタイプなので少し練習しています。
おかげで、少し上達はしています。
が、やはり雨の日もあります、毎日とはいきません。息子には日々の宿題もありますし、私はケガをするまではできませんので少しずつ成長できればOK!今は、できる限り続けるように寝不足との格闘の日々は続きます。