プラスチック金型のバリ補修部をレーザー肉盛

こんにちは、Rockです。

今回は、プラスチック製品用の金型のバリ補修としてレーザー肉盛の依頼を受けています。

0.05mm程度のすき間が許容範囲なので、それ以上になるとバリ補修が必要になります。

 

そこで、0.1mmのレーザー溶接を行います。

その前にまずは、お客様と打ち合わせをさせていただいたことを確認することから始めます。

プラスチック製品のバリ

プラスチック製品の補修部分を確認するために、製品全体や溶接する個所を見るのは肉眼でOK!

ただ、どうしても詳細部分を見るには肉眼では限界があります。

そこで、10倍拡大顕微鏡で確認。

 

中央部分の膨らみがバリとして薄っすら製品が飛び出した状態になっています。

幅5mmほどと、確認できました。

角度や向きを変え、裏側からも見て確認できました。

プラスチック金型のバリ補修前

今度は、金型の部分を見てみます。

レーザー肉盛前の溶接が必要な部分の画像です。

金型で見ると、パーティングラインと呼ばれる正常であれば角の部分に”ダレ”が発生しているのが分かります。

 

その部分を、製品部に極力干渉しないような精度で、仕上げの時間をできる限り短くするように溶接していきます。

”必要最小限に行う”

そのことをピンポイントで目指します。

プラスチック金型のレーザー肉盛後

一溶け一溶け、集中して行います。

その連続で溶接加工を終えることができました。

勿論、溶接加工がも大切ですが打ち合わせを含めた前の段階も非常に重要だと思います。

今日のオジサン溶接職人

肩が痛くなって、グルグル腕を回しています。

肩凝りなのか?!

四十肩?!

 

もしかしたら、気分転換すれば治るのかもしれません。

少し調べると分かりますが、”自然に治る”のだそうです。

まずは、そう信じて仲良く過ごすことも大切なのかもしれません。

Follow me!

Facebook にシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です