銅の治具を活用!~プラスチック金型~

こんにちは、今日もレーザー溶接を行っております。

プラスチック金型の補修のために、高さ1mm以上を目指して肉盛しています。

溶接する部部分と、キズ付けてはいけない部分が近い案件です。

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銅の治具を活用!

全体の大きさは、およそ500×400×300mmとなります。

柱の様な形状の上部先端を延ばすように、肉盛が必要でした。

自動車プラスチック内装部品用金型です。

 

レーザー肉盛をしていく上で、連続で肉盛できる工程を増やすことが作業効率アップに大きく影響します。

そのことが、肉盛の仕上がりの良好な結果に繋がります。

そして、お客様に喜んでいただけるような結果にも繋がります。

 

今回は、全体の重量と大きさから金型を傾けることは厳しいと判断。

回転台の使用はできるので、それとレーザー溶接機のレンズの位置調整と角度調整を行いつつ肉盛していきます。

肉盛を進めると、なかなか連続で肉盛を行うことが困難だと改め気付かされました。

 

そこで一旦、作業を切り替えて吉村(レーザー溶接職人)と相談しつつ銅の治具を活用して進めることにしました。

 

溶接が必要な部分を顕微鏡で確認できるようにセッティング。

そのすぐ側、1mm程の距離まで銅の治具をセッティング。

 

その2つには、必要な部分に肉盛することと、キズ付けてはいけない部分を反射や屈折するレーザー照射から保護する目的があります。

本当に力の限り、対応させていただきました。

 

必要な肉盛高さはクリアし、形状は良好な結果が出ました。

ただ、結果としてキスつけてはいけない部分に幾つか上手くいかなかった部分がありました。

 

誠に申し訳ありませんでした。

打ち合わせの時に、そのようなリスクについてはお話する機会を得ています。

ただ、やはり上手くいかなかった部分がある現実を受け止めます。

 

限られた時間の中、限られた道具を駆使して結果を出すために、良い準備をします。

今後ともよろしくお願い致します。

今日の若き溶接職人

私は、柔道初段です。

全くと言って良いほど、大会で良い結果は出すことができませんでした。

ただ、良い指導者や仲間に恵まれたと本当に感謝しています。

 

その結果として、耳が少し”餃子耳”です。

そのこともあって、マスクを付ける時間が長くなると耳が痛くなってきます。

少し寂しい気もしますが、手術で改善ができるようなので検討してみようと思う今日この頃です。

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