レーザー溶接~内径Φ0.6mmステンレスパイプ~
こんにちは、Rockです。
ステンレスパイプのレーザー溶接のご紹介となります。
外径1mmで内径0.6mmのパイプを肉盛します。
ここ一番の集中をする必要があります。
目を凝らして顕微鏡を覗き込むと、呼吸による自分自身の揺れを感る瞬間があります。
そのような瞬間も感じ取りながら、心身ともに整えレーザー照射。
その前に、準備段階として銅板の治具を使用して熱を逃がす準備段階も重要でした。
右向き左向き、上下を入れ替えて、さらに少し移動させて微調整を繰り返しました。
そうしているとその中で、上手くできるポイントを見つけることができます。
治具製作に、時間と費用をどれだけ注ぎ込むか。
その効果が最大限になるように、今できる限りの対応を心掛けます。
労力は惜しむことなく、精一杯注ぎ込みます。
前回のご注文いただいた時は、同様の品物でお客様に喜んでいただくことができました。
さらに喜んでいただけるように、さらに少しずつ改善して進めています。
今日のオジサン溶接職人
本を読むこと。
その幸せな3時間を、新幹線で移動時間で堪能しました。
その本は、娘にもらった本です。
感慨深いものがあります。
「話し方がうまくなろう!」と娘に言われているようで、身の引き締まる思いです。
素直に受け止めて、自分なりに実践していこうと思います。