材料寸法1200mmをレーザー溶接肉盛補修

こんにちは、Rockです。

今回は、材料寸法1200mmのレーザー溶接を行った紹介です。

お客様は、切削加工を補うためにレーザー肉盛溶接を希望されていました。

材料寸法1200mmをレーザー溶接肉盛補修

第一印象は、レーザー溶接と他の溶接とのかけ合わせる方法がベストかもしれない、と感じました。

はじめに、お電話連絡をいただき材料寸法と溶接加工する範囲の広さや肉盛量が多さをお聞きした時点では、そのようなことが頭を過っていました。

 

ただ、お客様の希望に応えることが何より大切です!!

お話を進めていると、溶接方法は”レーザー溶接のみ”ということが何よりの希望だということが伝わってきました。

 

次に、納期の相談も終えました。

ここまで決まると、あとはコツコツとレーザー溶接を円滑にい行う段取りを組むことに集中します。

 

溶接加工範囲は、40mm×20mm×2mmです。

その面から一段下がった面に、20mm×10mm1mmがあります。

さらに、その段差の周辺にあちらこちら凹み部分があり、それらの部分を埋めるように肉盛溶接が必要でした。

 

重量を考慮して、材料を傾けることなくレーザー溶接機の溶接ヘッドを回転するなど位置や角度の調整を30回ほど繰り返しました。

その手間を惜しむと、良好な溶接加工結果を得ることはできません。

 

特に安全第一に気を付ける案件ですので、段取り八割ならぬ、段取り九割だと思います。

お陰様で、安全に無事に納品できております。

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