治具を駆使して、ゲート口を精密アルゴン!
こんにちは。
大阪では桜の開花予想日3月19日、満開予想日が3月28日と予想されています。
季節の移り変わりを感じつつ、自分の小ささを痛感しています。
自然と人に感謝しつつ、今日も一日力の限りやり抜きます。
10倍顕微鏡を覗き込み、パッと溶接。
添付写真は、精密アルゴン肉盛を行ってる外観写真です。
プラスチック金型をンテナンスするために行っています。
今回は、銅の治具を駆使してキズ付てはいけない部分を保護することを選択。
その大きさは、マッチ棒ほど。
細さも、マッチ棒ほど。
小さな部品で、効果は絶大!
これが肝心なのです!
強い光で照らして金色にかがいているのが金型を溶接する部分で、
自働遮光面が左の方に見える深緑のような黒っぽく見えるものです。
溶接の良し悪しを決めるのに肝心な部分、手元(黒い手袋)に握っているのがトーチと呼ばれる部分となります。
10倍顕微鏡拡大写真は、溶接前です。
さあ!いよいよ溶接加工に移行。
その前に・・・
肉盛溶接は、溶接ワイヤー(溶接棒)と母材(金型)との両方を溶かして凸形状を作っていく作業です。
その順番を間違うと、自分の肉盛溶接が原因で不適切な溶接となってしまいます。
その順番がポイントとなります!
下から上に積み重ねるイメージで肉盛してきますので・・・
一番下の部分をピンポイントで狙って・・・
はい、肉盛溶接!
肉盛高さが0.1mmほどであれば、さほど必要のなく行っています。
ただ、今回のような特にプラスチック製品に近いゲートの肉盛であれば、考慮が必要です。
丸く金属の光沢がピカっと光っている部分がはじめの一歩の肉盛部分ですね。
あとは横に、縦に、上にスムーズに続けていくのみです。
1ヶ所完了。
少し形状が違うものの、同じようなゲートの溶接を続け・・・
8ヶ所2個の金型部品を完了。
無事に納品することができました。
今日の若き溶接職人
ソフトすぎるのか・・・ソフトパーマ。
年齢的に髪の毛の質が弱くなってきているのか?!
インパクトが薄いように感じます。
良いも悪いも、どちらもあまり耳せず1週間ほどが経ちました。
あまり声をかけらえても、今は少し勘弁して欲しい・・・
ということも、しばしばありますが声をかけられることが少なくても・・・
なんだか面白くないもので・・・
自分勝手な感情だなと、ソフトパーマのおかげで気付きを得ました。