家庭用プラスチック製品の金型をレーザー溶接
こんにちは、六ヶ所です。
今日も、顕微鏡を覗いてレーザー溶接しています。
10倍拡大で見える映像が添付写真です。
家庭用プラスチック製品の金型をレーザー溶接しているところになります。
溶接対象となる金型全体としては、縦横高さ600mm×400mm×200mmがおよその寸法。
製品部分の一部をレーザー肉盛溶接します。
その肉盛高さは、約0.15mm以上。
面積がべったりと広いところで・・・縦横は約30mm×約70mmは必要でした。
他に、違った面積で数ヶ所ありました。
レーザー溶接気ALM300のX軸方向のデータは、約0.3mm/secとなっています。
ということは、1秒あたりに0.3mm移動することになりますので・・・
長手方向の約70mmを1回走るのには、約233秒なので4分弱。
それを何回繰り返すか??
全行程で、6時間は要しました。
単純な計算とはなりますが、約90回繰り返すことになります。
顕微鏡視野の中、これだけ行っては返ることを繰り返すのですね。
自分でも、驚きです!
しっかり集中!と自分を奮い立たせて取り組みます。
今日のレーザー溶接職人
無理矢理10,000歩。
工場で仕事をする時間が長いと、10,000歩までの道のりが遠いのです。
目的達成できれば、それでいいのか!?
確かに、疑問は残りつつも”考えるよりも動く!”
自宅の2階で、部屋の中をウロウロと歩いていると、末娘がやって来て・・・
「何やってんの?誰かと思った・・・うるさい!」
「ご、ごめん・・・歩いてるだけなんだけど。」と、言い返すのみの私。
さ、雨の日でも快適に歩けるように、日頃から歩く場所を見つけるカイゼンが必要ですね。