レーザー溶接で肉盛~切削ミスの補修依頼~
切削ミスを補修するために、レーザー溶接機ALM300で肉盛溶接しています。
添付写真は、レーザー溶接機ALM300に備え付けてある、10倍拡大の顕微鏡の様子です。
範囲は、巾約3mm×縦方向の長さ約6mmで、盛る高さはMax約0.2mm程です。
プラスチック金型の部品で、材質はPX系です。
溶接ワイヤーΦ0.3mmを用意して、電圧V、周波数HZ、ミリ秒msなどの溶接条件の設定を行い、金型をクレーンで移動。
その後セッティング、作業できる体勢を整えれば・・・
いざ、レーザー照射!
パパパッと、横一列レーザーを照射。次は、少しずらしてまた横一列レーザー照射。そして、また少しずらして横一列レーザー照射・・・を繰り返します。
作業者を周辺から見ると、何やってるか分からない?!地味に?!見えるかもしれません。
実際に顕微鏡を覗いてレーザー照射が上手くいっていることを確認しつつ積み重ねて、最高の成果を提供できている感覚があります。
ALM300のパワーと操作性+溶接技術の賜物!
もっと良い仕上がり、究極には溶接後の仕上げいらず??を目指して、まだまだ精進し続けます。
今日のレーザー溶接職人
福井県の恐竜博物館でゲットして作ってますー
ほぼ子供ですが・・・
よっしゃ!親父の手早さを見せて・・・と意気込み、手伝ってはいますが、小さくて根気がなくなってきます。
ただ、羽毛恐竜は色とりどりで綺麗でおススメですよ!330ピースをもう少し難易度低いものにしたらよかったかな?!