ゲート口を精密アルゴン肉盛溶接

ゲート口を精密アルゴン肉盛溶接
プラスチック金型のゲート口を埋めるような依頼です。
ゲート口から幅広く辺り面が欲しいとのことで、レーザー溶接よりも比較的低価格な精密アルゴンで肉盛溶接を行っています。
およそ、横3mm×縦4mm、肉盛高さは1mm弱。
製品部(ゲート口)以外の肉盛量が多く必要な時に適する肉盛溶接です。
ポイントは、向かって右側すぐ側に掘り込みのある”リブ形状を傷つけない”こと!となります。
精密アルゴンの電極(針のような形状)から放たれる電気は、雷のようなもので・・・思ってもないところへ流れる時もあるので要注意。
はじめに狙いを定めて、タングステン電極の位置調整をします。が、しかし電流がズバッと・・・嫌な音を立てて明後日の方向へ流れるのです。
そんな時のために、
極力、電力(V)やミリ秒(記号:ms)の設定に細心の注意を払う。
銅の治具を使いカバーする。
レーザー溶接と併用して、合わせ技で肉盛溶接を行う。
これらを活用して、解決へと向かいます。
最初の打ち合わせ段階で、何が一番の需要のポイントとして求められるかの把握、提供できることの限界があることも含め迅速な対応に力を尽くします。
それでも上手くいかないこともあります。
最後は、やはり手仕事なこともあり、気合と根性。何とかして成功するぞ!の魂、情熱も必要と感じる今日この頃です。
今日のレーザー溶接職人

プログラミング教室で学ぶ子供達
「アトリエ遊」さんには、本当に良い先生とお友達に恵まれ親子共々に良い環境で感謝しています。
今回は、美術ではなく、演劇(大道具ですが・・・)でもなくプログラミング教室の紹介です。
何と言っても、自分で打ち込んだアルファベットでゲームができる!者が動く!光る!などのアクションがあるのが面白いですね。
親も教室のプログラムに参加しないといけないのですが・・・なかなか進まず申し訳ないことです。
これから励みます。
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