レーザー溶接機AL200 の支え部分を改善
レーザー溶接機AL200の不具合を改善する話題です。
いわゆる消耗部品なのでしょう。レーザー溶接機の中でも、よく使う部分で消耗し易い部分を改善しました。
平成18年(2006年)に導入して以来、毎日のようにコツコツと働いて、パチパチとレーザーを照射していますので擦れて動きが鈍くなるのも当然なのかもしれません。
新品に交換することも可能なのですが、少しの工夫と、手間を惜しず小さな改善を繰り返してきましたが・・・限界はあります。また、新品にしても同じことを繰り返すことが容易に想像できたので、現物を修理することにしました。
今回は、大きく改善できることを目指します!
一人で考えていても良イアイデアは浮かばないと考え、いつもお世話になている先輩に相談・・・結果、支える回転部分の締め付けの強化をするしかないことになりました。
材質は真鍮と銅とで、部品を製作依頼して改善にチャレンジ!
銅は、滑らかな動きをすることは良いのですが、数回使用しただけでへっちゃげてしまいました。想定以上の負荷で耐えられないのでしょう・・・残念無念。
真鍮は、これまでのところ上手く機能しています。もっともっと・・・改善し、生産性を上げなくてはいけない、とも感じますが一歩前進はしました。
最新のレーザー溶接機ALM300は順調に稼働中しています!
また、ALM250も同じく稼働しており、AL200と合わせてレーザー溶接機3台を駆使していますので、ご利用よろしくお願いします。
今日のレーザー溶接職人
工場の裏側の工事が進み、建物の全体像が見えてきました。
JR長瀬の駅から見ますと、当社の工場は向こう側ということになります。
工期は、3月末頃までの予定となっています。ご不便をおかけし、恐縮ではありますが、何卒ご理解いただくようよろしくお願い申し上げます。