ハンドグラインダで抉って!精密アルゴン(TIG)肉盛溶接を円滑に。
今回は、精密(TIG)肉盛溶接で金型の文字を埋めるような案件の投稿です。
ハンドグラインダで抉ると、良い成果を生み出しています!
溶接する前の準備段階として行ってるのですが、その大切さがよく良く分かりました。
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精密アルゴン(TIG)肉盛溶接で金型の文字を埋める補修前
文字の深さは、一番深いところで0.3mmくらいでしょうか、切削加工で掘った文字です。
これが、放電加工で掘っている場合は、また一段と溶接に関しては不純物となる要素が多くなるため抉ることの重要性が増します。
ハンドグラインダで、他の大切なところを傷つけては元も子もないので・・・慎重に少しずつ抉っていきます・・・
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精密アルゴン(TIG)肉盛溶接で金型の文字を埋める補修前にハンドグラインダで抉る
はい、このように抉り取りが完了。
ここまで抉れば、顕微鏡の位置、照明の調整、溶接ワイヤー、溶接トーチを準備してセッティング。
後は、精密アルゴン(TIG)肉盛溶接を開始。
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精密アルゴン(TIG)肉盛溶接で金型の文字を埋める補修後
はい、肉盛溶接が完了しました。
溶接をしていても、ハンドグランダで抉ると円滑に肉盛溶接ができるので気持ちが良いです!
溶接前の準備からの加工時間がより長くなりますが、結果的にスムーズな仕事ができています。
ちなみに、ベテラン職人の義父がTIG溶接で肉盛溶接する前に抉る場合は、より大きく抉るためにディスクグラインダで抉っていたこともありました。
今日のレーザー溶接職人
㈱吉村熔接所の工場から見て、東側のお隣様の工事が始まりました。
工期は、2018年10月から2019年3月の予定です。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。