プリハードン鋼GO40Fを溶接

大同特殊鋼㈱様のプリハードン鋼GO40Fを溶接
溶接する鋼材については、これまで13年の経験から日々進化していることがよく分かります。
鋼材については、メーカー各社様も種類を豊富に揃えていますので、それぞれの用途に適した溶接材料をしっかりと選ぶことが重要になります。
さらに、当社では溶接の種類で溶接ワイヤー、溶接棒の線径が違いますのでその選択も重要となります。
今回はその中でも・・・大同特殊鋼㈱様のプリハードン鋼『GO40F』の溶接を行いました。
そのプリハードン鋼の金型に適合する溶接材料を打ち合わせ段階で確認した後に、精密TIGアルゴン溶接で行うことに決定し、Φ0.5~Φ0.8を使用。
レーザー溶接の溶接ワイヤーΦ0.1mmを最小としてTIG(アルゴン)溶接で良く使用するΦ1.6mm等がありますが今回の出番はありませんでした。
次は・・
『ハステロイ』と検索すると出てきます。
”ハステロイ(HASTELLOY)はおもにニッケル基にモリブデンやクロムを多く加えることで耐食性や耐熱性を高めた合金であり、米ヘインズ社(Haynes International, Inc)の商標である。 広く使用されている合金群であるため日本でも一般名化している。”(https://ja.wikipedia.org/wiki/より引用)
そのハステロイの溶接に、どこまでの精度が求められるのか打合せがの段階で特に重要になります。
正直、あまり取り扱う機会は少ないので・・・溶接材料の業者様に相談することや、ベテラン職人の経験談を基に話を進めています。金型の材料以外でも溶接に関することを追及していくと、何より勉強になります。さらに、意外な発想が生まれることもあります!
今後も、何なりとお申し付けください。
今日のレーザー溶接職人
こんにちは、子供会で参加したハロウィンも無事に終了し、11月に突入しました。
次は、餅つき大会ですね、その後は夜警もあります。いよいよ年末の年越しも近くなりました。
急に寒さが厳しいので、マスクをして体調を整えます。