ガスレンズノズルで、溶接good!
ガスレンズノズルで良好な溶接ができています!
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、TIG溶接や精密TIG溶接の部品の一つのガスレンズノズル。これがいい成果を出しています。
今回は、奥まった部分のプラスチック製品用の金型を肉盛溶接しました。特にこのような時には、威力を発揮します!

ガスレンズノズル
平面など通常のノズルでも充分対応ができる場合もあるのですが、ノズルの向きが横向きな場合や窪みなどの形状により溶接の成果が悪くなることがあります。
?なぜなのでしょうか?
それは、アルゴンガス(シールドガス)の影響が大きいです。
当社で使用している、WELDCRAFT社製のガスレンズノズルを取り扱っているラメール株式会社様のHPが分かり易いと思うので引用させていただきます。
http://www.lamerco.com/product/r_parts/gaslens.php
アルゴンガスがノズルの先から出るのですが、ガスレンズノズルは”前向き一方向へ”、それに対して通常のノズルは”もやもやっと”出ています。
確かに、アルゴンガスは目に見えないので分かりにくいかもしれません。
それと同じで、空気も見えません。
仮に空気中で、アルゴンガスなしで溶接をしようとすると・・・バリバリと音が鳴り、煙が発生します・・・そして、溶接結果は見るに堪えないボコボコな表面状態です。
良い仕事は、良い道具が重要です。
今日のレーザー溶接職人
10月も半ば過ぎ、後半へと入ってきました。
朝晩は、本当に気温が低く昼間は暑いくらいの気温の差が1日のある日が続いています。
以前にブログで投稿した自作の「生姜のドリンク」で体調を整えられると信じて飲み続けています。