ダイ「Die」「Mold」を精密溶接
レーザー溶接ワイヤーの種類「HPM38」「SKD61」から続くブログで、今回は溶接する型、ダイ「Die」「Mold」についてです。
ダイとは、「金型」のことです。その中に「Die」「Mold」があります。
「金型」とは・・・製品を得るために作った型のことです。
簡単すぎる説明かもしれませんが、ご了承願います。
「Die」は、プレス型、鍛造型、板金機械用金型
「Mold」は、プラスチック用射出成形型、プラスチック用圧縮成形型、ダイガスト型、ゴム型
が、主な例としてあります。
さまざまな種類がありますが・・・
当社が取り扱うメインの金型は、プラスチック用射出成形型です。現場では、インジェクションと呼ばれることもよくあります。
2005年に入社した頃、私は溶接どころか工業関係への仕事は未経験でしたので、射出成形?インジェクション?・・・はじめは、イメージが湧きませんでした。
調べたり聞いたりする中で、読んで字のごとく原料(プラスチックペレット)を溶融し型に射出した後、冷却して樹脂製品を得る成形方法のことだと分かってきました。
金型には2つの重要な部品があります。凸部分をコア(Core)または雄型、凹部分をキャビティー(Cavity)または雌型といいます。
金型の溶接では、その2つの部品の隙間が重要となります。
特に、レーザー溶接などの精密溶接では、いかにその隙間に少なすぎず多すぎず”ちょうど良い肉盛溶接を行うか”がポイントとなります。
さらに、お客様が行う仕上げる工程の手間をなくすか?…究極のスタイルは、仕上げいらず!!かもしれません。そのような、まだ見ぬGOALを目指して取り組む日々です。
今日のレーザー溶接職人
10月に入り、正月がすぐ側まで近づいて来てるように感じます。
各地で、台風や地震の自然災害が続き、東大阪でも今だにブルーシートの屋根の建物も目立ちます。被災された各地の皆様の一刻も早い復興を心より、願っています。
明日は我が身、普段からの備えが重要ですね。その一つとして、昨日ラジオで防災食についての番組がありました。缶詰を日常に食べることがポイントであると聞いて、早速週末にでもいただきます。