精密アルゴン(TIG)溶接の依頼が続々と・・・
精密アルゴン(TIG)溶接の依頼が、続いています。
レーザー溶接は、0.1mm単位の溶接が得意。
精密アルゴン(TIG)溶接は、0.2mm単位の溶接が得意です。
従来からあるTIG溶接は、0.5mm単位の溶接を得意としています。
どの溶接方法も、材料(母材)を溶かして溶接します。
中でも、肉盛溶接は材料(母材)と接合する溶接ワイヤーとを溶かして盛り上げて行くように溶接する溶接方法なので肉盛溶接と呼ばれています。
いずれにせよ、”溶かす”ことが重要になります。さらに、母材への熱影響をいかに少なくするか、が重要なポイントです。
0.1mm単位という肉盛が可能なレーザー溶接の最大の強みはその点にあります。母材への熱影響が極めて少ないのです。
溶接の依頼内容で一番多く、強く求められることは、溶接が必要な部分以外は極力そのまま現状維持したい!ということです。
添付写真は、精密アルゴン溶接前の依頼の一例の外観写真です。プラスチック金型で設計変更による肉盛溶接の内容でした。
納期は3日いただきました。
仮にアルゴン溶接で行うと、余熱や後熱を充分に行わなければ金型が割れる恐れがあるというベテラン職人の意見があった案件でした。
もう一つ続いて、精密アルゴンでプラスチック金型の設計変更のための溶接依頼です。
納期は2日いただきました。
さらに、精密アルゴン溶接で、長手方向が約700mmはあるような金属製品を補修する溶接依頼です。
納期は、1週間いただきました。
他にも精密アルゴン溶接で、ゴム型の補修のための依頼あり、納期は3日間いただきました。それぞれ依頼者は違ったのですが、打ち合わせをして納期をいただいたのでスムーズに溶接加工を行うことが出来ました。
自動とは違い手仕事の部分がメインなので、納期の調整は重要です。そこが、費用面でも技術面と合わせて打ち合わせのポイントになります。
皆様にはいつも、ご協力いただいてありがたい限りです。
今日の若き溶接職人
我が家の小さな鉢植えの木や植物たちも、この7月の暑さでションボリとしています。
小2の娘は、学校で育てたピーマンをしっかりと収穫して、美味しくいただくことできて助かりました。
ピーマンを見習って、暑さに強くなりましょう!