プラスチック金型の補修のために、狭い隙間をレーザー肉盛

狭い隙間をレーザー溶接
プラスチック金型の補修のために、狭い隙間をレーザー肉盛している16倍の拡大写真です。
プラスチック成形品の、リブと呼ばれる突起状をした補強部分を少し取り除くために、肉盛溶接しています。
成形品で突起状というと・・・金型では、狭い隙間となります。
そのリブの幅は経験上、約1mm前後が多くあります。今回の溶接依頼としては、奥方向へ1mm以上はレーザー肉盛が必要だということでした。
その幅は、約1.2mm以上あったので打ち合わせの段階で、何とかレーザー肉盛溶接ができると判断しました。
実際に工場へ持ち込んでいただいたので、その判断ができましたが、溶接依頼の部分が大きく入り組んだ部分や、金型を組み込んで重量が1tクラスとなりますと溶接が困難な場合もあります。
ポイントは、レーザー照点距離を合わせることができるかどうかです。顕微鏡が付いているレーザー溶接機のヘッド部分の位置や角度調整に充分に時間をかけることが必要となります。
それから、シールドガスとなるアルゴンガスを送り込むための青い色のホースを位置決めし、さらにΦ0.1mm~Φ0.3mmのレーザー溶接ワイヤーをレーザー照射部分に送り込むことでレーザー肉盛がはじまります。
言葉で伝えるのは、なかなか難しく想像しにくいとは思いますが・・・狭く奥まった部分の溶接は、レーザー溶接でも時間を要することが多いです。
迅速かつ丁寧に角度の調整を行うなど精一杯の対応をしますので、何なりとご相談ください。よろしくお願いします。
今日の若き溶接職人

納豆ではなく・・・チョコです。
皆様の朝食は、和食でしょうか洋食でしょうか。
僕はほぼ、ご飯をいただきます。和食で1日のスタートを始めることが多いです。
2/14も、いつもの納豆をいただこうと思ったら、何だかいつもと違うような感じ・・・そうです、中身はチョコでした。
普通に食べようとする僕を見て、子供らの笑い声が・・・完全に読まれています。甘い中にも、ほろ苦さが混ざり合った感謝の朝食でした。