穴の内壁をレーザー溶接
アルミの材料で丸穴の内側の壁を、レーザー肉盛溶接しました。
穴の直径を約0.1mm小さくする依頼で、ポイントは上の面から奥方向へ5mm以上は必要だということでした。
レーザー肉盛でも狭くて深い所の溶接には限界があります、穴の小口が約Φ8mmでしたのでなんとか奥へ5mm溶接できました。
レーザー溶接では肉盛量が多すぎる場合は、溶接前の段階で面取りをしてからTIG溶接で肉盛することもあります。
TIG溶接となると、周辺など様々な形状の影響も考えられますが、その半分の深さが入るかどうか…といったパターンが多いです。
今回のようなアルミの材料で両手で持つのがやっとのような大きさの物であれば、熱伝導率が高いので、TIG溶接を行うことが困難を極めることがあります。
以前に行ったアルミの材料の金型の溶接で、余熱が充分に必要であり溶接している間も冷めるのを防ぐためにガスバーナーの火で周辺を炙るようなやり方で、1人が溶接して1人が炙り…2人でアツアツの金型に立ち向かっていたことをおもいだしました。
一般的な鉄系統のような材料と比べると母材に熱が奪われやすくなり溶接が必要な所へ入熱するまでに時間を要します。
仕上げの工程をできるだけ短時間で、短納期で!ちょこっとだけの肉盛が必要との要望では、アルミの溶接はレーザー溶接で行うことがより良いと思います。
今日の若き溶接職人
フットサルの個人スクールが通い始めて20個のスタンプが溜まりました。
相変わらず、ボールが来たら慌ててしまい、パスミスかドリブルブルブルしてひっかかってしまうことが多いですが、気づけば回数だけは積み重なってきていました。
何とか続けられたのも、コーチやスクールの皆様、何より下手でも励ましてくれる友人のおかげです。ありがとうございます!
これからはドリブルブルくらいまでに成長するぞ。
“穴の内壁をレーザー溶接” に対して2件のコメントがあります。
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アルミ肉盛りの注文依頼をしたいのですがこちらから可能ですか?
相澤様
お世話になっております。
㈱吉村熔接所の六ヶ所伸一です。
ブログ管理ができておらず、返信が大変遅くなってしまいました。
大変申し訳ございません。
”アルミの肉盛の件”よろしければ、yoshimurayousetsu@gmail.comこのメールアドレスで対応をさせていただきます。勿論電話やファックスでも構いませんので何卒よろしくお願いします。