500mm金型補修のために精密アルゴン肉盛
プラスチック金型のスライド部分を、精密アルゴン肉盛しています。
従来からのアルゴン肉盛も一部行っております。
打ち合わせ時に溶接加工による変形や歪の懸念はあるものの、許容範囲と判断して溶接加工をすることに決めまました。
精密アルゴン肉盛を行う部分の高さは0.2mm、長手方向が約500mmほど、幅が約5mmです。
アルゴン肉盛を行う部分の高さは、約5mmありましたがその部分は大きな塊となっていました。
ところが、スライドの肉盛が必要な部分が薄いのです。
アルゴン肉盛×精密アルゴン肉盛
ベテラン職人×若き溶接職人(40歳代のオジサン)
移動式クレーンも活用しつつ、作業者と肉盛溶接方法とを掛け合わせることで溶接加工を行っております。
レーザー溶接は、0.1mm単位の溶接が得意です。
精密アルゴン溶接は、0.2mm~1mm単位の溶接が得意です。
アルゴン溶接は、1mm単位の溶接を得意としております。
ただ、今回の案件の結果は熱影響による変形が発生してしまいました。
最大0.5mm以上とのお客様のお話しがありました。
予想以上に変形した補修をするために、精一杯の手直しをベテラン職人の義父がバーナーで炙って担当し、ことなきを得ました。
お客様には、何度も加工直しするなどの手前をかけてしまい申し訳ないです。
打ち合わせの時に、懸念はしていることのお話はしていましたが・・・それでも、変形すると手直しが必要になります。
手間を惜しまず手直しまで対応いたしますので、何なりとご相談していただけると嬉しいです。
宜しくお願い致します。
今日の若き溶接職人
「ChatGPT」
毎日、本当に耳にすることがないほど話題が尽きない対話型人工知能。
皆様ご存じだとは思いますが、どこで初めて知りましたか?
私は、いつも教わっているEnglishの先生から聞いたことを今でも鮮明に覚えています。
世間でニュースに出る前から、教わりました。
今思えば、その情報が早い。