谷の幅1mmほどの部分をレーザー肉盛作業中

こんにちは。

今日もプラスチック金型補修のためにレーザー肉盛を行なっています。

 

プラスチック製品では、バリと呼ばれるヒゲのような飛び出した不良の凸形状を除去する目的がありレーザー肉盛のご依頼をいただいています。

金型の凹み形状を、必要な部分だけ凸形状にする必要があります。

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レーザー肉盛 作業中

そこで、金型に最小限のレーザー肉盛を行います。

今回、レーザー肉盛が必要な場所は、断面でいうと凹凸形状で凹みの部分となります。

言い換えると、山と谷とがあり谷の部分です。

 

真上から見ると2種類のR部分で、徐々に間隔が狭くなっていく辺りとなります。

少し斜めからの画像が添付写真で、山と谷の形状の間隔は手前側は3mmほどありますが・・・向こう側は1mmほど。

1mmほどの間隔の幅にある立壁を必要な肉盛幅0.15mm程度を目指す、肉盛作業中となります。

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レーザー肉盛 凸凹形状部分

顕微鏡を覗き込みむと、立壁の底部分に小さなR形状を確認。

予想以上に狭く感じつつ、レーザー溶接加工に集中しています。

こちらが、肉盛終わりの添付写真となりミミズの様にも見える波模様が連なっているのがレーザー肉盛を繰り返し行った後です。

 

お客様には、放電加工で仕上げるとのことでその量よりも反対側の立壁、”溶接の必要のない部分を傷付けないこと”でした。

無事に、一つ一つ手順を追って行い終えることができました。

有難いことに、納品後はお客様にお褒めの言葉をいただきました。

 

これからは、レーザー溶接作業以外のマネジメントにも注力していきます。

今日の若き溶接職人

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日の出 生駒山方面の空

生駒山に上る太陽を見るのが好きです。

朝の空気を感じて、今日も良いスタートが切れたと自己満足する瞬間です。

オレンジ色の空に心躍る今日この頃です。

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