レーザー溶接で補修前にプラスチック製品をチェック!
こんにちは。
今回は、普段よく目にする機会が多い製品のではないでしょうか。
筒状のプラスチック製品の話題です。
その縁ある”バリ”を補修するためレーザー溶接を行っていています。
添付写真の黄色っぽく見えるのが筒部分で、赤い矢印の先にチョンと上方向に飛び出した突起が”バリ”と呼ばれる不良部分です。

補修前にプラスチック製品をチェック!
金型では凹み部分となり、その部分をピンポイントに!
必要最小限を目指してレーザー肉盛します。
常連のお客様で、有難いことに「レーザー溶接する範囲はお任せで、お願いします。」
と、オーダーをいただいたてレーザー溶接加工開始。

レーザー角出肉盛溶接
始めに、全体の大きさを確認。
プラスチック金型サイズおよそ700×300×100mmとなります。
そのサイズであれば、充分にレーザー溶接対応可能です。
金型の位置決めを行います。
回転治具を作業台へ用意し、移動式クレーンを操作へ移行、大まかな移動後に微調整して位置決め完了。
次にレーサー溶接ヘッドの位置決めを行います。
作業者はフリーハンドで大まかな位置を決め、XYZ軸を固定、その後はジョイスティックと合わせて位置決め完了。
いざ、体勢性を整えレーザー溶接照射。
Φ0.2mmの溶接ワイヤーを使用して、レーザー角出開始。
溶接加工はスムーズに行うことができ、納品できました。
今日の若き溶接職人
マスク姿が当たり前になって3年目に入りました。
お顔を見て、お話ができる機会が少なくなるのは人間性が乏しくなるような気がして仕方ないです。
特に子供たちへの影響は、大きいのではないでしょうか。
マスクのおかげで、綺麗に見える?!
そんな方もいらっしゃるようで、様々な解釈があるのだとは思います。