精密アルゴン(精密TIG)溶接で焼き入れ表面処理に対する肉盛溶接

精密溶接,東大阪,レーザー溶接,精密アルゴン溶接

精密アルゴンで肉盛り溶接精密アルゴンで肉盛り溶接

精密アルゴンで肉盛り溶接をしている例を写真添付しています。

今回は最もよくあるパターンの一つ、プラスチック金型のスライド部品を設計変更のために肉盛溶接を行いました。

打ち合わせの段階で、焼き入れ表面処理をしているとのことでしたので、そこに注意して行う案件です。

溶接が必要な範囲はおよそ、縦×横×高さ(厚さ)20mm×50mm×0.5mmとなります。

精密アルゴン(精密TIG)の1回パチパチと溶接して仕上がるの肉盛り高さは0.2mm~0.3mm程度なので、溶接が必要な高さ(厚さ)が0.5mmを肉盛りするためには3回以上は必要になります。

その1回目の肉盛溶接の時に、焼き入れ表面処理に適応する溶接ワイヤーを用いています。

正直、材質や焼き入れ処理が海外の場合には上手くいかないこともあります。場合によっては国内と同等とは言うものの・・・いざ、溶接を行うと溶接不良になってしまう現状もあります。

また、精密TIG溶接の前にレーザー溶接を行うことで不良を軽減するなどの手段もあります。

今回お客様が仕上げた結果、溶接不良「ピンホール」が発生してしまいました。その部分は、レーザー肉盛溶接で埋めるように補修しました。

お客様には手間をかけてしまい申し訳いです。まだまだ改善が必要な点です。

上手くいかないこともありますが、精一杯の対応をいたしますので、何なりと是非ご相談下さい。

今日の若き溶接職人

ちゃんばら貝,精密溶接,東大阪,レーザー溶接,精密アルゴン溶接

ちゃんばら貝

突然ですが、ご存知でしょうか「ちゃんばら貝」その名の通り刀を持っており見た目も格好良く、しかも食べても美味しいです。

参考までに「マガキガイ」の名で検索に出てきました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%AD%E3%82%AC%E3%82%A4

食用以外にも海水水槽の掃除をしてくれるお店で販売もしているようです。美味しいものとの新たな出会いは嬉しいですね。

Follow me!

Facebook にシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
Pocket