レーザー肉盛前のモジモジ準備も重要な仕事!

金型のレーザー肉盛補修,レーザー溶接,レーザー肉盛補修

治具を使ってレーザー肉盛

治具を駆使してレーザー肉盛溶接をしています。

お客様の要望のポイントは、「肉盛溶接が必要な部分以外をキズ付けないようにして欲しい」とのことでした。

レーザー溶接の条件を低く設定して、少し肉盛してはまた、少し肉盛してを繰り返しできなくもないですが、通常行うような設定条件に対して溶接加工時間が大幅に長くなります。

そこで、銅の治具を使い、溶接の必要ない部分を”マスキング”覆い隠すように保護しました。奥底下の部分にリブ形状があったのでその部分を守らなければなりません。

溶接前の段階の準備に時間を費やしますので、実際に溶接をどんどんして早く進めたい!という気持ちを抑えて、準備をしっかり行うことが重要です。

とはいっても焦ります。

自分の指も入らないような、狭い部分が続いている形状の奥深いところをマスキングするのです。慎重にしないと僅か数mmいや、十分の一mm単位で調整が必要です。

チョンと触ったら、ズルッと滑り的確な位置に調整できなくなります。周りから見ていると、「モジモジ、何してんねん?早くバチバチ、レーザー溶接しないと!」と思われるかもしれません。そのモジモジが非常に重要な仕事なのです。

落ち着いて治具を使用し、何よりこの準備段階が重要だ!と意識を集中すればできるのです。改めて実感しました。

今日の若き溶接職人

末娘が、顔面を赤くすりむいて怪我をしてトボトボ歩いて帰って来ました。

嫁の話では、すぐに学校から連絡があったようです。今は、こけて怪我をして連絡があるのですね。

末娘の話では、校門のすぐそばで、ポケットに両手を入れていて顔面痛打したと言っていました。周りにいた人も多く、泣き出したので皆様の方が驚いたのかもしれません。

友達も先生や通学を見守っていただいている方も近寄ってきてくれたみたいでありがたいですことですが、大げさな気もします。私の小さい頃ってこんな感じでしたかね?!

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