銅で挟んで、熱を逃がしてます。
プラスチック金型の入れ子を、設計変更により肉盛溶接補修する依頼に応えました。
肉盛量が0.1mm~3mm程度でしたのでほとんど精密アルゴン溶接機で行い、角の部分は適所レーザー溶接を行いました。
ポイントは、変形や歪の懸念を防ぐために”銅で挟んで、熱を逃がした”ところです。
また、入れ子は4個あったので、作業者2人がそれぞれレーザー溶接と精密溶接とを分担して行うことで一つの入れ子に集中して入熱しないようにかつスムーズに作業を進めることができました。
今日の若き溶接職人
突然ですが、質問です!私が毎日のように覗いている顕微鏡はいつごろ発明されたものなのかご存知ですか?
くもんのなぜなぜカレンダー4月18日に載っていて、あまりにも身近な顕微鏡について無知な自分を恥、子供のためと思っていたなぜなぜカレンダーに感心させられました。
1950年ごろ…67年前なのですね、オランダのめがね職人ヤンセン親子の発明で、レーザー溶接などの精密溶接の仕事ができているのですね。ありがたいことです。