狭くて深いところをレーザー肉盛溶接

レーザー溶接で狭くて深いところを肉盛補修
プラスチック金型の入子をレーザー溶接で、肉盛補修しました。
今回は、お客様の方から「こんな奥深いところレーザー溶接でも厳しいかな?」と半信半疑の依頼内容でした。
結果は、上手くレーザー溶接でき喜んでいただきました。
円筒形のキャップ様な形状で入り口の約Φ24mm、深さ約29mmの辺りに補修箇所がありました。
レーザー溶接の焦点を合わせて、アルゴンガスをシールドさせかつ溶接ワイヤーを適材適所適時送り込むことが要求されます。
抽象的ですが、じっと構えて、ぱっとする仕事です。
今日の若き溶接職人
一月も半ばから後半に入り、一年でもっとも寒い時期になりました。
工場は、やはり寒いです。
毎日のように顕微鏡を覗きレーザー溶接しているからだとは思いますが、長時間の作業が続くと背中がピリピリしてきます。
一時間に一度くらいは、肩甲骨を動かすような運動や胸そらし、その場で駆け足などしてリフレッシュに努めてはいますが・・・限界はあるようです。
一日の労働時間はある程度限られ、しっかりした食事をし、睡眠時間を取ることも仕事のうちと改めて感じさせられます。