ガス溶接での失敗・・・最後まで最善を尽くす‼
プラスチック金型の丸形状の冷却部分のメンテナンスのために、ロー付け(ガス溶接)をしました。
とにかく、”水漏れなきこと”が要求されるので、ステンレスや真鍮などの溶接が必要となります。数年から数十年?!が経過した金型の冷却部分は”錆”が付着していることが多くそれがTIG溶接やガス溶接、レーザー溶接、すべての溶接方法において妨げになります。
最初、ステンレス部品を提供していただきそれを銀ロー付け(ガス溶接)したのですが…材料の形状や特性、加工時間から出る費用面を考慮し断念しました。そこで、真鍮を用いて、ロー付け(ガス溶接)をすることに決め、再度溶接しました。
プラスチック製品と直接関係のない冷却部の水漏れないための溶接…単純に考えていたら大きな間違いとなる例となっています。誠心誠意尽くしている姿勢だけは上手くいかないこともあります。
今日の若き溶接職人
10月に入り、まだまだ暑い日が続て工場は火を扱う仕事内容によってはエアコンを使用する時があります。それでも、朝晩は肌寒いくらいに感じます。皆さま、体調管理に気を付けて下さい。