「busbar」電池バスバー(ブスバー)のレーザー溶接~材質:アルミ~
こんにちは、Rockです。
実物の写真ではないのですが、アルミのレーザー溶接を行っているSampleを添付写真として掲載させていただきます。
電池バスバーのレーザー溶接を行っています。
バスバーは、ブスバーと表記されていることもあります。
また、英語表記では「busbar」、電気図面上では「BUS」と表記され、また材質にはタフピッチ銅(C1100)や無酸素銅(C1020)が使用させれることも多いということです。
今回の依頼は、材質がアルミでレーザー溶接で指定された部品を接合する内容です。
図面をいただき、大まかな形状は認知していましたが実際に現物を目にし手に取ってみるとお驚きました。
重い。
そう、中身は見えない状態ですが電池なので銅が使われているのでしょう。
材質がアルミなので、やはり熱伝導性が高いことが適切な溶接には欠かせない条件となります。
アルミニウムは、電気伝導率は銅の60%ですが比重が約3分の1なので、同じ重さの銅に比べて2倍の電流を通すことができます。
鉄の3倍の熱伝導率があります。
兎に角、レーザー溶接条件を電圧など少々高めても溶け切れません。
局部を溶かそうとしても、他の部分へ熱が逃げるのでしょう。
鉄に比べると、厄介な材質には違いありません。
ただ、その壁を乗り越えることに魅力を感じます。
よし!必ず成功する。
自分に言い聞かせて、取り組んでいます。
今日のオジサン溶接職人
右腕、手首辺りに違和感が走りました。
次の瞬間には、久々に整骨院へ。
結果は、「大したことないわ。」
と先生からの一言ををいただき安堵しました。
普段から気を付けて、特に右手をなるべく使わないように左手を強化しています。
その右手が故障しましたが治療を受け、氷で冷やし続けて、順調に回復しています。