真鍮をΦ0.3mm溶接ワイヤーでレーザー溶接
材質が、真鍮の部品をレーザー溶接しています。
今回は、Φ0.3mmの溶接ワイヤーを活用して接合させています。
最小径Φ9mmの形状が筒状の奥まった部分が、接合する部分でしたので位置決めと角度調整に緊張が走ります。
レーザー溶接前の準備段階は、特に気を抜かずに集中。
少しのズレで、レーザー照射光が反射して必要のないところに当たってしまうことことになり兼ねません。
それと同時に、電流V周波数Hz照射時間㎳などの溶接条件の選定を行います。
治具を活用しないと厳しいので、しっかりとセットして・・・
そして、いざ実行!
以前に行ったことのあるリピート案件ということもあり、良好な溶接ができています。
特に材質が真鍮ということがポイントで、特有の性質があるのでレーザー溶接職人の吉村と打ち合わせを行い安定した接合の提供を目指しています。
今回が初めてとなる、直径違いの製品を取り扱っておりますが何度も打ち合わせを行い確認して実行しています。
昨今の物価上昇の流れは、溶接材料の値上げにも関わっており、イロモノと呼ばれる非鉄金属を取り扱う場合はご相談させていただくことが多くなっています。
その事情をご理解していただきできる限りの努力をして円滑にお伝えすることが、今後の課題と痛感しています。
ご理解とご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
今日の若き溶接職人
1日10,000歩を目標に歩く。
1年間の結果、1日平均12,465歩となっています。
波はありますが、コツコツと歩き続けます。
時には鼻歌を歌いつつ楽しく♪