金型材質HHPM38のレーザー肉盛溶接
こんにちは。
気温30℃を超える日が続いてたと思ったら、今度は雨模様の天候の日が多くなっています。
こまめな水分補給を心掛け、体調管理をしていきましょう。
今回は、損傷した部分を補修するために行うレーザー肉盛溶接案件をご紹介をします。
金型材質は、HHPM38で角の部分が欠けているように損傷している個所に溶接ワイヤーを溶かし込みます。
その部分が、10mm強ほど奥まったところにあります。
高硬度と耐久性と鏡面仕上げ性が要求させるHPM38、40HRC(ロックウェル硬さ)の硬さを持つNAK80や鏡面性を改善したPXA30といった材質を多く取り扱います。
何れもプラスチック金型によく使用されており、それぞれの材質に応じたレーザー溶接が求められます。
そのためには、各種類の溶接ワイヤー準備をしています。
今回のポイントは、特にレーザー肉盛の溶接条件の選定に注力し整えていくことから始まります。
レーザー照射が弱いパワーですと・・・溶け込みが浅く肉盛がしっかりと出来ない。
レーザー照射が強いパワーですと・・・余分なところまで肉盛することに繋がり、お客様に迷惑をかける結果を招くことになります。
息をふーッと吐き・・・
一粒、レーザー肉盛。
そう、レーザー入魂。
そして、また一粒。
根気強く続けるのみ。
その結果、お陰様でお客様には喜ばれており、リピートの注文をいただいております。
今日の若き溶接職人
落語の寄席に初めて行ってきました。
きっかけは、お誘いしていただいたことです。
若手の演者お二人による小さな会場の寄席で、10名満たないお客様でしたが。
そのことが、私にとっては良かったです!
臨場感がありバンバン笑いの渦に巻き込まれて、声を出して爆笑してしまいました。
たとえ一人のお客様でも、一切手を抜かずら演じるというお話を聞き納得させられました。