時計部品をレーザー溶接~チタン~
こんにちは。
6月末が近付いて一年の半分、折り返しの時期はもう間もなくとなっております。
自分の成長は?!振り返ることも大切ではないかと思います。
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レーザー溶接前~チタン~
時計部品の修理でレーザー溶接の依頼を受けています。
以前の材質は、ステンレスでした。
今回の材質は、”チタン”です!
打ち合わせの段階で、もともと溶接をしていた部分が外れたので補修するとのことでした。
その次がポイントで、不純物らしきものが付着しているとのことでした。
「これは・・・厳しいかもしれない。」と正直感じました。
そうとは言え、不純物は取り除けばいいのです!
ただし、修理後には元の形状を維持する必要があります!
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レーザー溶接後~チタン~
その部分は、4mm×2mm×1mmほどの範囲。
裏側へもグルリと溶接する必要がありました。
それらを踏まえて不純物を除去する方法は、今回はレーザー照射しました。
いわゆる、カラ打ちという言い方をするように溶接ワイヤーを使わずに照射のみを行います。
ただし、完全に除去することは厳しいです。
なおかつ、母材温度が上昇しすぎることに注意が必要です。
不純物は顕微鏡で覗く世界で、肉眼で確認できる予想以上に大きく除去するのは時間を要します。
”準備”何事も準備は大切ですね。
溶接も、肉盛溶接する前の準備の大切さを改めて感じる案件となっています。
【お願い】
時計修理に伴う溶接につきしては、時計店様よりご依頼を受けております。
個人様つきましては、まずは時計店様へご相談されることをことをお勧めさせていただいております。ご理解の程、何卒よろしくお願い致します。
今日の若き溶接職人
先日、犬の譲渡会へ初めて参加してきました。
癒されます~
本当に、胸がホワッとする感覚を感じました。
ただ、犬というと以前に飼っていた愛犬のことを思い出します。
そのことからは、もう逃れることは不可能です。
今回出会った犬やスタッフの方々には、何の関係もありません。
自分の中で気持ちを整えて、接していました。
少しの間でしたが、楽しい時間に感謝しています。