SUS材(ステンレス)でピカッと輝く!精密アルゴン肉盛

SUS材を精密アルゴン肉盛
夜空に輝く綺麗な真ん丸お月様・・・ではございません。
精密アルゴン溶接機SW-V01で使用している顕微鏡10倍の拡大画像です。
材質がSUS304(ステンレス)の部品を接合するために、肉盛溶接を行っているところです。
聞きなれないかもしれませんが、隅肉溶接という溶接方法の一つの例で、2つの鋼材を繋ぎ合わせる目的で用いられます。
今回の材質ステンレスは、溶接性に優れた材質です。
溶接電流などの溶接条件を整えて、特に溶接に必要不可欠なシールドガス、アルゴンガスでしっかりと適度にシールドすれば本当にきれいなステンレスの光沢が出て、肉盛溶接のモコモコっとした鱗状のビートがピカッと輝きます。
溶接の仕事をしていて、ビジュアル的に一番美しい気持ちのいい”輝き”に出会える瞬間です!
ここまで至るには、先ほど書いた”溶接条件を整える”ことが大切になります。
何事も準備が大切。勿論、本番が最も大切ですが、その前の段階で整っていないと本番で上手くいかない事は日常生活でも多いように感じます。
サッカーもそうですよね。他のスポーツもそうかもしれません・・・話題が飛びましたので、この続きは”今日のレーザー溶接職人”で・・・。
戻しまして・・・この場合は、溶接前にボヤっと温めることを行ってから、本番の溶接加工を行い良好な結果が得られました。
今日のレーザー溶接職人
上のブログ”準備”の続きを早速・・・
サッカーのコーチが、「ボールを持っていない時の動き、体の向き、ポジションを考えて!」とアドバイスしている声をよく聞きます。
そして、「判断のスピードを速く!」
その後、「行動のスピードを速く!」
とアドバイスしています。子供らに・・・もしかしたら、僕にアドバイスしてくれているのでしょうか?!
違ったとしても、ありがたいアドバイスです。
本当に、日常生活でも仕事でもとても大切と感じる”準備”の話しでした。
ここまで長々と、読んでいただきお付き合いありがとうございます。また、続けますのでよろしくお願いします。