長尺物を精密TIG溶接(精密アルゴン溶接)
細長い形状(約250~300㎜)のプラスチック金型入子部品を、精密TIG溶接機で肉盛溶接しました。
長手方向に約150mm、高さ約0.6mmの溶接加工内容で、ポイントは〝変形や歪み対策〟です。銅製の治具をバイスで挟み込むように、金型入子の入熱をなるべく抑えるように行いました。
溶接前に、お客様には変形や歪み発生による不良の可能性は伝えて、多少は〝許容範囲としている〟との打ち合わせの上とはいえ極力不良無く納めるよう努めました。
レーザー溶接で、同じ内容の肉盛溶接を行えば〝変形や歪み対策〟は問題無く解消されますが、肉盛量が少ないので加工時間が圧倒的に長くなりコストが合わずニーズに応えられないのは明らかです。
レーザー肉盛溶接は、
一般的に1回に一列走る肉盛量は、〝約0.1mm〟です。
精密TIG溶接は、
対して1回に一列走る肉盛量は、〝約0.3mm〟です。
材料や、形状にも大きく左右され表面処理によっても違いますが、1つの例として、レーザー溶接では高さ、1mm肉盛が必要な場合〝0.1mm×10回繰り返して肉盛溶接する〟ことになります。
高さ方向にプラス幅と長さも考慮すると、精密TIG溶接より数十倍時間がかかる場合があります。
今日の若き溶接職人
神戸総合運動公園へ、日曜日の朝5時に起きて初めてのフットサルのコーチに勧められ試合を見に行きました。
小2の息子のフットサルデビューは、ユニフォームを着て試合の準備段階から一歩出遅れている様子・・・試合内容は、数回は良い突進力を見せてくれました。
やはり、MVPへの道のりは険しそうです。
その後は、子供らとボールの蹴り合いして思い切り寒い中、上着を脱いで汗が出るほど蹴りに蹴って蹴って蹴って、僕はそんなにストレスが溜まっているのか?!と自問自答してしまうほどでした。
そして、メインのフットサルのコーチの試合の観戦です。子供らは、コーチの巧みな足裁きに台興奮!大人も一瞬一瞬のパスやシュートに大声を出して応援し想像以上に見応えがありました。
僕も、目指せ足技マスター?!ゴールを決める日は近い??