”一溶集中”「板厚さ0.2mmと0.5mmのステンレス部品を接合」
10倍拡大した顕微鏡をのぞき込み、”一点に集中して溶かす”を繰り返しています。
”一溶集中”
ヒ・ト・ツ・ト・カ・シ・シュウ・チュウ。

レーザー溶接でステンレス部品を接合!
本当に、一つ溶かすことに集中が必要となるのがレーザー溶接です。
常により良い方法を考慮して、今日も接合しています。
少しの気の緩みが、少しのズレを生みます。
少しであれば修正が効く時もあります。
それが重なると、なかなか修正が難しい状況に陥ります。
ただ、そのような時こそメンタルコントロールが必要です。
まずは、しっかりと呼吸を整えること。
そして、改善策へ全力集中。
そして、修正することで、これまでよりもさらに強化していきます。
その次は、修正をしなくても良い方法を、円滑に、スムーズにいく方法を模索していくのみです。
現行のままで、少しの改善点で良い場合もあるものです。
一つの手間を加えるか、もしくは省くこと、一つの工程を変えることででで上手くいくことがあります。
50回繰り返し模索しても、上手くいかないこともありました。
特に、治具を使用している場合は、治具製作から今一度やり直しすることもあります。
その時々の判断と実行の繰り返しとなります。
その判断基準は、実際に接合してみること。
頭を働かせて、手を動かして、動くこと。
職人や治具製作依頼者へ相談することも重要です。
そうしている間に、記録を取り、結果を参考にしています。
全力で取り組みますので、よろしくお願いします。
今日の若き溶接職人
「患部を冷やしてる?!」
いつもお世話になっている、整骨院の先生に言われて素直に聞いて冷やしています。
ただ、冬場は寒い。
工場も底冷えしていますので、どうしても冷やす頻度が夏場と比べると少なくなてしまいます。
それでも、身体の調子を整えるために氷のうで冷やしています。