クロムモリブデン鋼をレーザー肉盛45mm×30mm×2mm
今回は、φ1000mmを超える部材をレーザー溶接で肉盛。
切削加工を補修するためにレーザー肉盛を行います。
およそ肉盛範囲は、縦45mm×横30mm×高さ2mmとなります。
鋼材は、クロムモリブデン鋼の鋳物。
作業現場でよく使用する「クロモリ」という種類の材料となります。
ベテラン溶接職人とも打ち合わせを重ねて、いざ肉盛作業に進みます。
その前に、切削加工の補修ということで肉盛する部分をチェックすると・・・
カエリや、刃物が擦れたと思われるところがありましたのでその部分を除去することからSTART!
肉盛溶接する時に、不純物となるような物はを事前に取り除くことはとても重要なPOINTとなります。
レーザー溶接機の位置決めや照射角度を調整・・・
ここで、手を抜き調整不足となちますと、後に作業者の体勢が悪く不良の原因になることもあります。
半ば強引に、無理矢理に行うことはせず、余裕を持った体勢と時間を確保して肉盛を行うことが良い結界に繋がります。
しばらく肉盛作業を進めて、またレーザー溶接機の位置決めや照射角度を調整そして、また調整・・・
対象物が大きいので、その手間を惜しむことなく進めます。
無事に納品し終えております。
今回は、お世話になっているお客様にご紹介していただき新規様とお仕事ができました。
本当に有り難いことです。
これからも精一杯の対応に努め、少しでも喜んでいただけますよう心掛けます。
今日の若き溶接職人
ヘアカットして、前を見る視界は良好になりました。
あと、頭が軽くなったとも感じています。
ただ、おでこのラインがせり上がってきていることに気付きました。
年相応ということでしょう。
おでこの範囲が拡大しております。
まさに、”ドラゴンボールのベジータ”です。
そして、例えが昭和です。