失敗?真鍮部品をレーザー溶接で接合「Laser welding of brass」
こんにちは、10月というのに気温は30℃を超えています。
カラッとした暑さには、季節感を感じています。
さて、真鍮部品の相談をいただいています。
1mmの穴に0.8mmの棒を差し込み、2つの部品を接合するような案件です。
どちらも材質は真鍮で添付写真は、見本ものとなります。
以前に加工していた職人様が高齢なことを理由に引退する意向があり、声を掛けていただきました。
真鍮と聞くと、すぐに頭に浮かぶのはロウ付けなのでベテラン職人と打ち合わせすることに・・・
「できるのはできる。ただ・・・小さいな。」
添付写真(真鍮のロウ付け)は、その画像となりますが見事に失敗。
予想通りとは言え、部品に加わる温度の上昇が抑えきれずロウがダラリと流れています。
必要無いところに流れていると、後工程に影響するのは必至です。
次なる挑戦は、真鍮のレーザー溶接。
ご覧になっていただけますでしょうか?
スマートに接合されているのが画像を見て、分かるのではないかと思います。
真鍮のロウ付など、お困りごとがございましたら何なりとお申し付けください。
接合することに無限の可能性を感じます。
材質や形状、様々な物に挑戦します!
今日の若き溶接職人
皆様ご存知’針なしホッチキス’、私も環境配慮の面でも重宝しております。
ただ、ちゃんと使い方を守らないと・・・
”最大とじ枚数約5枚”って書いてあるのに・・・
思い切り、壊してしましました。
少しくらい大丈夫だろうと、無理して枚数オーバーして使った結果なので仕方のないことです。
まさに、自業自得。
怪我はなかったのが不幸中の幸い。文房具好きなので、大切にしっかりと使っていきます。
丁寧に物を大切にしないと痛感しています。