回転治具でスムーズに、丸物のレーザー肉盛溶接!
「段取り8分・仕事2部」
もともと歌舞伎の展開や構成を示す言葉といわれています。
レーザー溶接も、また然り。
今回は、その段取り部分で回転治具の活躍が目覚ましい案件となりました!
あるのとないのとで、その差は歴然。とにかく早い。そういった印象です。
特に、小径の片手で持てるような小物の側面を溶接する場合の効果は大きいです。
とは言いましても、その治具さえ使用すればOK.ということでもありません。
まずは、全体の大きさは?!チャックが適合するか?!の選定からスタート。
適合しなければ、チャックを付け直し・・・
回転する角度も重要で、思っていたより急こう配に設定し直し・・・
回転スピードが、思っていたより早すぎてブレーキを調整するために締め直し・・・
そこまで終わって、(段取り)次に本番、レーザー溶接(仕事)へ進みます。
数がありましたので、一つ一つ取り付けては取り外しを繰り返し・・・
スムーズにレーザー肉盛溶接して、作業完了。
このようなパターンで進めますので、数個から100個くらいまでには充分に対応可能です。
材質:S45C 約Φ10mm 2つの部品を接合するようなレーザー肉盛溶接
今日のレーザー溶接職人
5月のGWも終わりころになりますと、ヒノキ花粉に悩まされることもなくなりました。
ところが・・・今度は、気温の差!
朝の気温が7℃昼間の最高気温は18℃など、1日の気温の差が本当に大きい日が続いていました。
上着を着ては脱ぐの調整は必須です。寝る時は快適でも朝起きると驚くほど冷えるので・・・分厚い寝間着が手放せません。
これも、若い時には平気な中年の悩みなのでしょうか?!次は老眼鏡の話題でしょうか・・・?!