アルミ部品のレーザー溶接

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アルミ部品をレーザー肉盛り溶接で補修

アルミ部品のレーザー溶接が続いています。

これまでレーザー溶接では、様々な種類のアルミの溶接材料を試してきてきました。多くの種類があるアルミ材料に対応するために試行錯誤してきました。

最近の溶接結果としてお客様に「レーザー肉盛溶接の結果は良好です。」との声をいただいています。

アルミは鉄鋼系と比べて軽くて強く、切削加工時間が短縮されるなどの利点などがあるために使用されることが多いようです。このような利点があり、自動車関連の製品で多く使用されています。

アルミの溶接の依頼は、これまでもありました。TIG溶接(アルゴン)では正直、アルミの材料の経験はあまり多くないです。それでも、試行錯誤を繰り返し進めてきており、特に1mm前後の板厚の溶接結果は上手くいっています。

主な材質としては、JIS規格 A5000番台が一番多くA1000番台もありました。

通常の鉄鋼を行うように溶接しても、アルミの場合は困難なことが多いです。

その理由としては酸化膜があることと、熱集中性が悪く融点が低い(アルミ660℃ 鉄の融点1536℃)ことが主に上げ挙げられます。まさにその酸化膜との闘いと言っても過言ではありません。溶接する前の段階でその膜を除去することが一つ挙げられます。

アルミは、TIG溶接機では交流で行います。(普段、鉄系統の溶接は直流で行います。精密TIG溶接機では、直流のみなので行うことができません。)

今日の若き溶接職人

急に鼻がムズムズしていきました。

そうです。花粉症には辛い辛い季節がやってきました。仕事中の工場では特にお客様とも接するのでマスクは必需品です。

現場仕事が終わり、マスクを外した途端に「ハックシューン!!」と大声を張り上げています。マスクの効果を実感する瞬間です。

 

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