真鍮と鉄は、銀ロー付けで溶接OK!
数年は続いている銀ロー付け、ガス溶接の仕事の紹介をします。
銀ロー付けと言いますと、これまでブログでも数件は取り上げてきましたが、大概は鉄ではない非鉄金属で例えばステンレスや真鍮、銅といった種類がありました。
今回は、真鍮と鉄の溶接には銀ロー付けが最適だと改めて感じたお話を少し書きます。
そして今回も、ベテラン職人の出番であります。ベテラン職人の先代代表と、義父の仕事に打ちもむ姿勢には本当に頭が上がりません。特に、ガス溶接の炎が本当によく似合います。その眼差しは真剣そのもの!
シュッと点火し、一定の温度まで鉄と真鍮の温度を見極めつつ上昇させる。これが、加熱の第一段階です。勿論、その前には以前にも書きました銀ロー付けのは欠かせない薬をつけなければ話になりませんが・・・
難しいのは、真鍮と鉄との温度を上昇させ一定にし、かつ銀ロー付けできるポイントに場所を絞りつつ銀ロー棒を送り込み続けることです!
その技術を伝承しなければならないと、温度センサーを導入しようと検討したりマニュアル作成を試みてはいるものの、未だに未完成であり情けない次第であります。
何より「温度」がのキーポイントであることは間違いないので、いかにコストを抑えつつ分かりやすく自分や次の世代へ伝えて行くかが今後の課題です。
今日の若き溶接職人
溶接オブジェの製作開始しています。
とは言っても、写真に添付している現段階ではセリア(100円均一)で購入した粘土で制作しています。まずは模型?!を作って何とか溶接オブジェへと繋げます。
気付いた方は、素晴らしい・・・というのもデッサン(息子作)を借りて製作中であります。
親バカですが、今一度載せていただきました。ここまで、読んでいただきありがとうございます。