アテネ2度目の腫瘍摘出術
こんにちは 六ヶ所の嫁です。
アテネ7/29(土) 再度、腫瘍摘出術を受けました。
3月にしこりを採ってもらい、その時とまたまた、同じような場所にしこりが。
「肥満細胞腫」という悪性の腫瘍です。
3月には”お腹”と書いていますが、厳密にいうと左前足の内側、胸あたりで。
今度もまたほぼ同じあたりが大きくなってしまいました。
前回の手術は、年齢的にももう最後の手術やねと先生とも話していたけど、
腫瘍はどんどん大きくなり、いつの間にかお汁が出て、膿んで。
そして、ある日、仕事から帰ってアテネの様子を見に行くと、
ハウス内が血まみれに…Σ(゚д゚lll)ガーン
腫瘍から出血していました。
それまでも何度か出血はあったけど、今回はちょっと心配になって病院へ。
そしたら、やっぱりもう1回採ろうか?って。
えーーー採ってくれるんですか?って感じなんですよね。うちの家族としては。
腫瘍から時々出血し、膿んでもう本当に痛々しいし。臭いも結構あって…
それから、またアテネの手術に向けての血液検査がありました。
あいかわらず、年齢もありすんなり手術には行かず、数値改善のサプリ飲んだりして。
もう、13歳を越えていること。それから、肺や他にも転移していること。
先生からこんな状態ではほとんど手術はしない。麻酔することのリスクもあるし、手術によって死に至る確率かなりあるけど。本当にする?
そう聞かれて、とりあえず、家族で話し合いますといいました。
前日の夜、家族で、もちろん3人の子供たちにもちゃんと事情を話して、アテネもしかしたら、死んじゃうかもしれんけど、腫瘍がなくなってまたちょっとでも元気になるかもしれんし、もう1回手術してもらうか。
それとも、このまま腫瘍があって痛々しいし、大きな腫瘍のために足に力が入らずほぼほぼ自力で立てなくなっているけれど、がんばって生きてくれているし現状維持で行くのか を話し合いました。
みんな ん~~~~・・・ 生きていてほしい。
思わず、涙してしまった私につられて泣き出す末っ子。
みんなで真剣にアテネのこれからについて考えました。
そして、出た答えが「やっぱり手術してもらおう」でした。
万が一、手術で命を落とすことがあるかもしれないけど、生きる為の選択だったと思うことにしようと。
腫瘍が大きく力が入らなくなった左前足ではあっという間に動けなくなるに違いない。
毎日毎日腫瘍から出てくる出血を気にして、膿んだところをペロペロなめるアテネ。
そんなことから解放されて、残り少ないであろう最後の時間を少しでも快適に、自由に行きたい場所に自分の足で行けるようにと願って家族全員一致で苦渋の決断でした。
7/29(土) 朝、9時始まりました。
そして11時頃終了。アテネ無事ですε-(´∀`*)ホッ
大きな腫瘍の塊 見せてもらいましたが。本当にデカい(@ ̄□ ̄@;)!!
まだ麻酔が完全に切れていないアテネを車に乗せて帰ってきました。
まだまだ予断を許さない状況みたいやけど、どうせならお家で家族で看取ってあげたいし。
それから、アテネ4日間ほぼ寝たきり。何とか朝夕のおトイレは頑張って行ってくれるけど、ひたすら寝る。
顔をあげることもなくだら~んと力なく寝ているアテネを見ると、やっぱり年齢的にも手術は無理があったのかな~
このまま、もう力つきてしまうんかな~・・・って落ち込んだり。
でも、5日目あたりから、やっと顔をあげてあちこち見たり、ワンワン鳴いたりするようになりました。
壁には子供たちがそれぞれ書いたアテネへの手紙があります。
アテネありがとう 元気になっていっぱい遊ぼうね。
手術からもうすぐ1カ月です。
すっかり元気に(*’▽’) と言いたいところですが。
やっぱりそんな良好な状態ではなく、さすがに年齢とあちこちに転移している腫瘍の影響か。
足腰も弱くなり、朝晩のおトイレタイムの本の少しのお散歩が精いっぱいになりました。
食欲だけは旺盛だったけど、それも最近では少しになり。
もう本当に最期の時間なのかなと痛感しております。
それでも、どんな時でもアテネは優しい顔で私たちのこと見てくれています。
長男と添い寝(^^♪
⇩⇩⇩
フローリング材が冷たくて気持ちいいらしいです(^-^;
でも、足が滑って立ち上がれないんですけどね~…
あ~何をしても可愛い、愛おしいこの姿♡
永遠ではないのが、寂しいです。
遅い報告になったのですが、アテネ2度目の腫瘍摘出術に耐え今もなお家族に幸せをもたらしてくれていますよ~
アテネありがとうね~(^_-)-☆