腕時計バンドの修理

こんにちは 六ヶ所の嫁です。

最近、腕時計のバンドの修理をまかせてもらっています。
相変わらず、溶接の仕事は楽しいよ。

バチッとレーザーを照射しても、うまく当たらなかったり
弱すぎたり強すぎたり…
いい頃合いの強さや角度、溶接棒を使って、うまくジュッと馴染むと気持ちがいい。
それを連続させることで外れてしまった部品が接合されていくのです。

表面だけではなく中までしっかり埋め込みながら接合部分を整えながら溶接していく。

何が難しいかってね。
もちろん技術的なことも多々あるんやろうとは思うんですけども…
こういうレーザー溶接が得意とする小物の溶接。
とにかく、小さいんですよね。物がね。腕時計のバンドですから。
バンドの部品の一部。今回で言うと長さ1㎝もないようなこの筒に赤→で記したポッチを付ける。

長年ご愛用なのかこのポッチが両方とも完全に切れてというか折れてというかそんな状態でした。

腕時計バンド 止め部分修理

腕時計バンド 止め部分修理

これ、接合後になるのですが、このポッチは米粒もない大きさです。

その小さい小さい部品、うまいこと角度合わせて切れたであろう部分同士を合わせること、
それすらがもう至難の業なんです。肉眼では到底見えない。
手のひらサイズの物なら手でもって出来るのが、レーザー溶接の便利なところなんですが、
このサイズになるともうそれは無理な話で。
顕微鏡で見ながら手では持ちきれない小さな部品をあらゆるものを使って思考錯誤しながら、
溶接部を合わせて固定しておいて仮止めするのです。

今回なら、ポッチが2個あるのでそれぞれを仮止めして、ちゃんと動くか?曲がってないか?
など見ながら重要な仮止めをしていくのです。

仮止めがうまくいくとあとは、ドーっと埋めていきます。

肉眼では見えないような溶接ですが、真剣に丁寧に取り組んでいます。
私たちは溶接屋で、時計の部品のことは詳しくはないので、時計屋さんからココとココを溶接して、
と指示を受けて溶接しています。

古くてもう替えがきかないような腕時計のバンドでもレーザー溶接で修理できるかもしれません。
思い出深い腕時計のバンドなどありましたら、時計屋さんに相談してみてくださいね。

なんとかなるかもしれませんよv( ̄Д ̄)v イエイ

 

 

 

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