バルブのレーザー溶接 ”小さな一歩”
こんにちは。
バルブのレーザー溶接を行っております。
今回は、レーザー溶接ワイヤーをΦ0.3mmとΦ0.2mmと2種類を使い分けて使用しています。
3つのSUS316の部品を接合する内容で、接合する1つ目の円周部分はΦ14で、2つ目の円周部分はΦ4mmでした。
そこで、レーザー溶接職人との打ち合わせ段階で、できる限り溶接ワイヤーの線径を変えてよりスムーズに円滑な溶接が可能な選択をしました。
溶接ワイヤーを使用する前にまずは、仮付けから始めます。

バルブのレーザー溶接 仮付け
はじめの一歩、仮付けはΦ0.2mmほどの小さなレーザー溶接から接合していきます。
程好く仮付けを行った後に、本付へと移行して進めます。
その間に、図面と照らし合わせて何度も寸法を確認してますが、小さなレーザー溶接の仮付けの段階でも引っ張られたり、ズレたりする不良が起こることがあるので注意深く進める必要があります。

バルブのレーザー溶接 本付け
精度を確保するために、現物を見ても伝わり難いことかもしれませんが寸法や外観の確認を行う時間を惜しまず進めています。
少しでもお客様に喜んでいただけるように、時間短縮や費用対効果の向上で貢献できるように努めます。
そのためには、”小さな一歩”かもしれませんが今回のような溶接ワイヤーの選定は今後にも繋がる追及していく課題です。
今日の溶接オジサン
真夏を過ぎ秋の季節と移り変わってきましたが、まだまだ元気に活動している”蚊”の話です。
すみません、画像を見て痒みが出てくるかもしれないので…不安な方はご覧にならない方が良いかもしれません。
PC使用時のマウスを握る右手親指に止まった蚊の画像です。

親指に止まった蚊
ここ最近、問答無用に殺傷する気が起こらなくなってきました。
40代になり年齢を重ねたからかもしれません。
よく見てみると、面白い形にも愛おしいようにも見えてきて、同じこの瞬間を生きていることには変わりないわけですし…
皆様はいかがでしょう。


