SKD61 Φ5mm穴埋めレーザー肉盛溶接
こんにちは。
穴加工のミスを補修する内容は、よくある加工例の一つです。
今回は、SKD61溶接ワイヤーΦ0.3mmを使用して行っています。
1個につについて3ヶ所の穴があり、深さ3mm以上という依頼内容でした。
穴加工を少し切削加工で失敗したという不具合を補修するためのご依頼内容となります。
内径の片側で0.1mmレーザー肉盛すれば必要な肉盛溶接量は充分だという打ち合わせ後に溶接加工スタート。
穴の内径を肉盛溶接するには、角度を調整してグルグルと回すように肉盛溶接します。
その作業の繰り返しになるので、いかに正確に精密に、そしてスピーディーに進めるのかがポイントになります。
伝わり難いとは思いますが、それでも何とか伝えさせていただきます。
レーザー溶接の溶接条件を電力WをUPさせれば、スピーディにはなります。
ただ、溶接ワイヤーを注ぎ込む作業をそれに伴い、スピーディーする必要があります。
それが、Φ5mmを回転させながら内径の側面をレーザー肉盛する時に適時適量を注ぎ込む必要がありますので、単発では上手くいったとしても連続して手作業を行うのは至難の業となります。
やはり、電力WをUPさせ過ぎず、適度に調整して行うことを続けております。
お客様も親切丁寧に相談に乗っていただいて話し合いをしながら、納品を済ませていただくことができ本当に感謝しています。
穴埋めのご依頼、喜んでお引き受けさせてただきますので、お声掛けいただけると幸いです。

SKD61 Φ5mm穴埋めレーザー肉盛溶接