レーザー溶接に使用している作業手袋
こんにちは。
今回は、少し視点を変えて「作業手袋」についてご紹介したいと思います。

レーザー溶接の作業手袋
レーザー溶接では、作業中に高温の部品を扱うことや、細かい位置決めが求められる場面が多くあります。
そのため「手袋選び」は、思っている以上に大切なポイントです。
私たちが使用しているのは、耐熱性とフィット感のバランスが取れたもの。
特に指先の感覚が残るものを選んでいます。感覚が鈍ると、わずかなズレや変化にも気づきにくくなるからです。
また、手袋の“厚さ”や“縫い目の位置”も重要。
レーザーの照射位置がミリ単位で求められる作業では、少しのストレスでも精度に影響してしまいます。
この写真の手袋も、日々の仕事で使い込んだもの。
焦げ跡や擦れた部分が、いろんな現場を乗り越えてきた証でもあります。
“いい道具は、いい仕事を支えてくれる”。
見過ごされがちな存在ですが、こうした手元のサポートがあるからこそ、私たちは集中して溶接に向き合うことができます。
宜しければ、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.showaglove.co.jp/product/detail/professional/646
(ショーワグローブ様のWebサイトより引用)
今日のオジサン溶接職人
最近は「手のケア」にも気をつけています。
というのも、溶接作業で手がカサカサになることがあるので、寝る前にハンドクリームを塗ってケアしています。地味ですが、やってみると意外と気持ちいいんですよね。
“道具”も“自分の手”も、大事にしていきたいと思います!
次回は、レーザー溶接機のちょっとしたメンテナンス話をご紹介予定です。
ご覧いただきありがとうございました!