漏れ不良をレーザー溶接で補修
こんにちは。
今回は「漏れ不良をレーザー溶接で補修」した現場の一コマをご紹介します。

漏れ不良をレーザー溶接で補修
製品の検査工程で発見された漏れ不良。従来であれば再製作となるケースもあるのですが、今回はお客様からご相談いただき、レーザー溶接での補修対応を選択いただきました。
同業他社様が溶接加工を行った後の補修対応のご依頼です。どのような溶接加工を行っていたのかは、表面からは不明なこともあるので、ある程度のリスクが生じます。
その事をお客様にお伝えした上で、ご依頼を頂きました。何より納期対応が最重要だということへでしたが、それと共に一つ一つ丁寧な対応に集中し進めます。
部品の形状や素材の状態を確認しながら、溶け込みや肉盛りの深さ・幅を微調整していく必要がありました。レーザーだからこそ実現できる「ピンポイントの熱制御」と「最小限のダメージ」で、無事補修が完了しました。
繊細な作業ではありますが、お客様の「製品を無駄にしたくない」「納期を守りたい」という思いに応えるべく、真剣に向き合いました。
ありがたいことに、「助かりました」「またお願いしたいです」といった温かいお声もいただけて、職人として本当に嬉しい瞬間でした。
今日のオジサン溶接職人
最近、筋トレで“握力”の重要性を痛感しています。
ベンチプレスやデッドリフトのとき、バーをしっかり握れないと、どうしても力が逃げてしまいます。
ちなみに、平均的な握力は男性で40~45kgくらいらしいのですが、測ってみたところ…私、45kgでした。(最近2年間)平均です。ちょっとショック。
レーザー溶接も握力も“集中力と持続力”が大事。
日々コツコツ積み上げていきます!


