優しさか恐怖か。
ある日の出来事。
夕方、薄暗くなり始めた頃、次女とTOKYOの散歩中。
少し前を歩く若いお母さんが、1.2歳の赤ちゃんを抱っこして
右手には少し大きめのバッグと傘を。
そして、左手には買い物をしてきたであろう荷物を持って歩いてて。
スタスタ軽々と歩いてるというよりは
足取りは重くえっちらほっちら歩いてる。
あー重たいやろうなー 大変そうやなーと思いながら追い越した。
大変やろなー、それでも声をかけたらイヤよな~と
次女に話しながら、気になって後ろを振り返ると
左手の買い物袋を一旦アスファルトの上に置いて持ち直していたので…
思わず、駆け寄って「近くまでもちますよ」って買い物袋を持ったんやけど。
当然、若いお母さんはビックリしていてすぐには荷物を離そうとはしなくて
そら当然よなって思いながら
「ごめんごめん、ビックリするよね、怖いよね、でも荷物取って逃げへんから」笑
って言いながら、
「私もあの子たちが小さかった頃、やっぱり大変やったから」って
おうちまで行くわけにもいかないし、ほんの数分でもと思って。
ただ、それだけなんやけど。
これが正解か本当にわからない。
わずか50Mほどで、この奥のマンションなのでという彼女に荷物を返して別れたけど。
小さい子供連れて、ただただ恐怖だったかもしれんな…
寂しいけど本当にそうも思う。
あの時、私一人やったら声をかけることはしなかったと思う。
次女とTOKYOがいることで、この人もお母さんかって安心かなって思った。
子供が小さいころ、「今が一番かわいくていい時よ」ってよく声をかけてもらったけど
その時は本当に必死で何をするにも3倍も4倍も時間がかかって
1日何も出来ずに終わる=そんなことはないし何ならそれでいいんやと
言い聞かせていた毎日を過ごしていたことを思い出して。
ただ そのお母さんが少しだけでも楽してくれたらって思ったけど。
彼女にとって 優しさに包まれた時間だったら良いけど。
残念ながら、恐怖の時間だったのかもしれないとも思うと、本当ごめんなさい。
私のとった行動は正しかったのか?
これは、一生ナゾです。
みなさんなら、どうしますか?
ちなみに、この話、旦那さんにしたら
それ女性やったらまだいいけど、俺がしたら怖いよな~って・・・
確かに・・・
本当に残念やけど、そんな世の中ですよね(T_T)
そっと手を添える。寄り添える。
差し伸べるとまで言う気はなくて。
そんなことで溢れる世の中でありますように。
ちなみに。
少しだけ嬉しかったのは。
次女の反応。
私の行動をどう見ていただろう…
あえて聞いていないけど。
きっと、次女がその行動を悪ととっていたなら
「知らん人に荷物持たれたら気持ち悪いやろー」とか言いそうやけど。
まんざらでもなく、何なら「助けてあげたら?」って顔をしていたんです。
だから、私も駆け寄る勇気が出たのかもしれません。
次女のこれからの長い人生 誰かに寄り添える人であってほしいです。
自転車4人乗り。
絶対あかんやつ笑
必死のパッチで過ごしていた日々。
今も必死のパッチやけど笑
必死の種類が変わってきたよ。
六ヶ所の嫁でした。