私の伯父=先代の社長
こんにちは 六ヶ所の嫁です。
私、旧姓「吉村」です笑
ご存じでしたか?
私の旦那さんである六ヶ所伸一氏が義伯父から事業継承したのです。
だから、「六ヶ所」なのに「吉村熔接所」なのです。
まーだいたいの方がご存じかな。
工場にいた時間に病院に運ばれた伯父。
あれから5年が過ぎたらしい。
貧乏だった少年が生きていくために始めた溶接業。
月曜日から土曜日、毎日工場に来るのが日課だった。
私たち夫婦が関わるようになってからは仕事してるよりお客さんとおしゃべりか、
喫茶店行くか、 昼寝するか もしくは、ストーブでするめ焼くか、イモ焼くか笑
子供が好きでうちの子らが帰ってきたら毎日のように駄菓子買いに連れて行ってくれて一緒にお菓子食べる。
子供らが「恭治さん買ったるって言うけど食べ過ぎやねん」って文句言われて笑
口は悪いし態度も悪し、おんなじことばっかり言うし。
ほんま大概の人に嫌われるんちゃうん?と思われるようなとこもあるけど、
ほんとは誰よりも優しくて人大好きで。
なんだか憎めないそんな存在。
半身マヒが残ってしまって仕事にこれなくなったけど。
たまに会いに行くとすごく喜んでくれて お小遣いくれて(子供らに。私には?って言うたら耳聞こえてへんふりする…笑)
病気してからますます子供みたいに言いたいこと言って感情むき出しで喜んで怒ってる。
未だに仕事のことが気になって「仕事あるか?仕事忙しいか?」って。
そんで「忙しかったら俺いつでも溶接したんで、自転車乗られへんから迎えに来てくれや。俺なんぼでもやったんで」コレが口癖。
生きてるな~って感じる一言。
そんなこんなで5年ぶりの溶接です。
お付き合いください。
この裏で、伯母(先代の奥様)、その娘(私のいとこ)、娘の娘(孫)が
ギャー危ない 火消して火消して と大騒ぎしているのです笑
でも本人は至って真剣。
ただ思ってるほどは上手くいかない…
コレが現実です。
でもとても良き時間でした\(^o^)/
生きてるって素晴らしい。