Φ38.5mmレーザー溶接で改善するために、ステンレス部品を測定中
こんにちは。
今回は、レーザー溶接のために治具製作をしている話題です。
治具製作は、1人ではスムーズに進めることができないので協力していただいています!
まずは、製作依頼者様に相談する中で部品の測定からスタート。
Φ38.5mm
R19.15mm
一つの部品(添付写真)の重要な部分の寸法が分かってきました。
溶接加工は、この部品にもう1つの部品を接合するものです。
そのもう一つ部品にも、曲面があります。
曲面と曲面とを繋ぎ目にして、接合させることが必要です。
平面と平面とを接合する場合であっても、そのギャップ(gap:隙間)が0.1mm差がありますと、溶接加工は雲泥の差となります。
平面と平面ではなく、曲面と曲面なので・・・
さらにギャップが、溶接加工の良し悪しには需要となります。
そのようなお話を、治具製作業者様としつつ治具製作を進めています。
もしかしたら、治具が完成した時にその治具だけを見れば、無駄に思える工程もあるかもしれません。
ただ、そうなったとしても、それは必要な無駄だと考えます。
治具の製作には、一見した見た目以上にノウハウが凝縮していることがこれまでもよくありました。
半自動CO2ガス溶接や、ガス溶接も治具には本当に幾度も感心させられています。
今回の治具は、未完成ではありますが力の限り対応させていただいています。
今日の若き溶接職人
人と人の繋がりは、面白いものです。
引き取りに来ていただきたお客様とのお話の中で、話してみてはじめて分かることってあるのですね。
「実は、この工場の近所出身なんです。」
という運転手の方がいらっしゃいました。
話をお聞きすればするほど、共通の話題も出てきますし新たな発見もあるものです。
繋がりをを大切にしたいと思います。
そのような気付きを学ぶ良い機会となりました。