レーザーロウ付け 銅の接合
こんにちは。
突然ですが、当社の主たる業務は日本標準産業分類の中分類「24金属製品製造業」に含まれます。
https://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/02toukatsu01_03000044.html
(総務省のWebページより引用)
特定ものづくり基礎技術において12分野の技術では、「接合・実装に係る技術」に関連性があります。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/shishin.html
(中小企業庁のWebページより引用)
「溶接」という言葉は、一般的によく使用すると思います。
日々、溶接を行なっているので言葉の感覚が麻痺しているかもしれませんが、「接合」もイメージは伝わり易いのではないでしょうか。
今回のブログは、「銅と銅の接合」についてです。
鉄やステンレス、アルミのように、銅を溶かして接合する方法もありますが、銅と銅とを溶かすことは容易ではありません。
そこで、「レーザーロウ付け」を行なっています!
「ロウ付け」という接合方法で、ロウ材という接合に適した材料を仲介役として活用し接合。
その方法自体は、1964年(昭和39年)創業より現在も行なっております。
創業当時は、当時は主流であったガス溶接によるロウ付けです。
築き上げた礎を基に、レーザー溶接でロウ付けを行えるようになっています。
添付写真は、φ3mmの銅棒と、板厚2mmの銅板とを接合しています。
引き合いをいただいたので、試作サンプルとして製作したものとなります。
”直角にその内側にはロウ材が回り込まないように接合する”との要望にお応えするように、接合することができました。
まだまだ未熟な点もありますが、これからも技術の向上を目指し続けます。
今日の若き溶接職人
マスクを毎日毎日、付けては外し付けては外しを繰り返しています。
耳が痛い。
柔道をしていたので耳が変形していることも原因とは思いますが、マスクのない生活が恋しくも感じる今日この頃です。