アルミダイカスト金型のレーザー溶接

こんにちは。

金型を補修するのためにレーザー溶接を行っています。

最も多く引き合いをいただいている内容となっています。

 

今回は、金型の種類の中でもアルミダイカスト金型の補修の案件の紹介です。

アルミダイカストの金型には”丈夫で熱に強い”ことが求められます。

そのために、プラスチック金型と違う材質や焼入れ方法を施されていますので、そのような金型に対応する溶接が必要となります。

 

金型の凸形状の部分が欠損して、凹み形状になっている部分を復元するような依頼内容でした。

溶接ワイヤーはΦ0.3mmを主に使用しています。

内容は2ヶ所1個で、縦×横×高さ、10×5×3mmと5×5×3mmがおよその肉盛寸法となっています。

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アルミダイカスト金型の補修のためレーザー溶接作業中

「ボコんと、レーザー肉盛してください。」

そのように打ち合わせの時に伝えていただき、溶接加工を進めています。

金型の基盤と接する肉盛始め、境目の部分に仕上げた時のことを考慮して集中して肉盛します。

 

一方向終われば、金型を適当な角度まで回転させて肉盛。

それを2ヶ所とも同じように進めたいのですが・・・

金型は同じようで、違う形状になっていて微妙な角度調整が重要になってきます。

 

少し行き過ぎては、戻し・・・どこかの角度で決めて肉盛。

そしてまた、適当な角度まで回転させて以前に肉盛した部分とを繋ぐように肉盛。

最後に、はじめに肉盛した部分とを繋ぎ合わせて1週ぐるりと終了。

 

そのような形を積み上げていきます。

レーザー溶接機は3台ありますので、別件は同時進行で別の機種を活用もしています。

その甲斐もあり、焦らずじっくり加工できています。

今日の若き溶接職人

ヘアーカット、刈り上げスタイルにしています。

いつもの様に、美容師様にお任せスタイル。

冬の時期に刈り上げてはいますが、首元スッキリ動きやすくなり気に入っています。

自分の後ろ姿は、見えないんですよね。…髪の毛の密度が低くなってることに気づきました!

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刈り上げスタイル

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